ベンジョのラクガキ

ベンジョのラクガキ に関する記事です。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

ある駅のトイレにあったラクガキ。

いざというとき
『死ねば良い』と思ったら、
人間生きるのが少し楽になるのかも。

う~ん、深い。
そう思ったので気のきいたレスでも書いてやろうかと考えたが、
公共モラルに反したことはいけないので控えた。

この短い文章を見たとき、僕の中の詮索好きな部分に火がついた。

多くの便所のラクガキが無意味な罵倒や猥褻な言葉の羅列であるのに対して
この人物は心情を正直に吐露しているように思える。

現に何かしらの悩みを抱えてはいるものの詰んだような切迫感もなく、
自分を取り巻くどうしようもない境遇にあきらめを持っているかの印象。

どうしようもないと知りつつも、誰かに話を聞いてもらいたい。
10代後半~20代後半、おそらく30代には達していないであろう
女性的な感性を持った控え目な若い男性像が浮かんだ。

『死ねば良い』という絶望的な言葉を綴りつつ、楽になるのかもと
希望の言葉で結んでいるのも興味深い。

この場合の死は生命の終わりをさすのではなく、
逃避、逃亡、退却の意味合いが強いと感じた。

多くの場合、『死にたい』を多用する者に限ってそれは
逃げだしたい。その場から逃れたい。
逃げ出して事をうやむやにしてしまいたいということであって、
何も本気で命を断ってしまおうと考えているわけじゃない。
どうしようもない心情を死ぬという言葉にすり変えて使っているだけだ。

本当に死ぬ人は、死ぬ死ぬ騒がず、
ある日突然自ら命を絶ってしまうものだ。

人間、一歩退くことも必要だよ。逃げるのも戦術のひとつ。
逃げるが勝ちというだろう。

そう心の中でつぶやいて駅の便所をあとにした。

本当はこんなラクガキを手帳に控えて帰ってくる
自分の分析が必要なのかも知れないが・・・

ちなみにこのラクガキの上に書いてあったのは

私は大金持ちなので泥棒に来て下さい。
○県××市123-456
電話123-4567

そして下に書いてあったやつは

ヒガシウンコクバル知事

でした。

どうせ書くならもっとオレを爆笑させるか唸らせてみよ。
いや、ラクガキは絶対にしてはいけません。
オマエら絶対に、絶対にするなよ。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。